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2017年4月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区西早稲田

4/27オープンの新店だが、1985年熊本で創業し、30年以上の歴史がある。
私が本店を訪れたのは20年前。全国のラーメン店が紹介されている本を参考にして食べに行った。熊本で紹介されているのは「黒亭」「北熊」「大黒」「桂花」の4軒。この本、後ろにわかりにくくスペシャルサンクスとして名前が入っているが、ラーメンの鬼・佐野実さんが監修した本。1993年発売だからネットはもちろん、あまりラーメン本もない時代。それでこれだけの情報を集めるんだからすごい!

というわけで当時その4軒に選ばれた店が東京初進出(FCだけど)。
20年前の感想の一部を恥ずかしながら紹介。
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『支那そばを熊本に広め、豚骨ラーメンに慣れた方に衝撃を与え・・・』 というコメントを読んでいたので、てっきり支那そば=醤油味(私の認識)かと 思ったら、鶏ガラを煮詰めて白濁したスープにたっぷりの背脂。
なんでこれで支那そばなんだぁ~、と衝撃を覚える。
牛乳が入っているのでは?と思われるクリーミィーなスープ。
麺は、プリプリしていて東京にはよくあるであろうという麺で なかなか美味しい。
焦がしネギも入っていたが、あまり効能を発揮していない。
なかなかいろいろ工夫をしている感じがわかる。
店員の元気も接客も愛想も良く、とっても気持ちのいいお店であった。
抜群に旨い、というわけではなかったが、完食して、 とっても満足してお店を出たのでした。
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思ったことをそのまま書いてるけど、20年前なのでお許しを。
20年前の感想とちょっと違うのは、焦がし葱が効果的だったこと。ミルキーなスープにミスマッチのようだが、いろんな味わいが楽しい。人参も入ってるし。後味は化調だろうか。地下なので激戦区の高田馬場では苦戦しそうだが、久々のご当地ラーメンの進出。このあと店舗も増やしていくらしい。どんな展開になるのか、楽しみである。

写真は北熊ラーメン小750円でチャーシューが一枚少なく、麺が少なめ。基本メニューは北熊ラーメン中で850円。店名は『ほくゆう』と読み、店名の由来は「北海道」「熊本」のそれぞれ頭を取っている。雑誌などによってその意味合いが違って紹介されているので実際はどうなのか?

お店データ

支那そば 北熊 高田馬場店

東京都新宿区西早稲田3-28-1-B1F(西早稲田)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。