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2019年4月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都北区赤羽岩淵

2000年3月6日オープン。今年で19年目。ワンオペで続いている老舗の行列店。昼の営業は2時間ちょっと。夜にいたっては1時間程度しか営業しない。口頭注文で後会計制。
店主は優しいのだが、営業時間中はラーメン作りに一生懸命で邪魔をされるのが苦手。店内の会話はほとんど皆無。写真撮影には店主の確認が必要。そんないくつかのハードルをクリアすると他に無い唯一無二のラーメンやつけめんを食べることができる。麺は創業当時から浅草開化楼の太麺。卓上の玉葱で自分好みにカスタマイズ。
玉葱3杯までは無料だが、4〜6杯は10円、7杯〜で30円。退店時に入り口脇のザルに入れて帰る。
つけめんを食べた際のスープ割は、麺の食べ終わりを見計らって出してくれる。言葉は少なくてもしっかりお客さんを見ている証拠。常連さんは言葉のやり取りがなくてもいつものメニューが出てくる。そんな店と客とのコミュニケーションもユニーク。
今回はミックス肉麺950円を注文。創業当時から動物系+魚介という点では大きくは変わってなく、新しくはないが古くささがあるわけでもなく、「○○系」とくくられることもないオリジナルな味。チャーシューはややカタメで食べ応えの有るもの。スープに沈め、温めてから食べるとおいしい。麺と一緒に頬張っても楽しめる。最近の話題の新店と比べて、飛び抜けておいしいとは言いにくいが食べ終えるとたいがい満足できている。今回は肉をたくさん食べたかったので肉麺にしたがらぁ麺やつけそばはいまだに600円。他のメニューはチャーシューを組み合わせたメニューがあたたかい麺だけで8種類あるのもすごい。そういや、頼んだことはないがスープ麺という550円のメニューもあった。
私の生活圏からは遠いので1年に1−2度食べられるかどうかだが、赤羽界隈に来た時には寄りたい一軒。

お店データ

麺 高はし

東京都北区赤羽1-38-10(赤羽岩淵)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。